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わたしの経験
私は学生の頃、英単語をたくさん覚えても直ぐに単語の意味を忘れてしまうことをとても悔しく思っていた時期がありました。特にテストの時にあの単語何だったっけと悩んだり、見たことがあって思い出しそうなのに、結局何の意味だったのか分からなかったりすることがとてもストレスになっていました。そのせいで好きだった英語を嫌いになりそうになった時期もありますし、ある時は勉強するモチベーションがとても下がったりもしました。しかし、勉強を続けていく中であることに気が付きました。
気づき
ある時インターネットで効率的な勉強方法ついて調べていると、脳科学を活かした記憶術があることを知りました。その記憶術とは物事をイメージしながら覚えること。これまでのがむしゃらに英単語を覚える方法を止め、科学的根拠のある記憶術を試してみることにしました。
試行錯誤
上記の記憶術を実践するためにまずはノートに単語の絵を書いて意味を覚えてみることにしました。初めのころは、自分で書いた絵だから印象に残っていて覚えやすい!と思い、継続できたのですが、自分の絵心のなさと絵を書く負担の大きさから継続するモチベーションが続きませんでした。そのため、次の方法を試してみることにしました。
スクショを利用した記憶術(以後イメージ記憶)
次に私が試した方法がGOOGLEで画像検索をしたものをそのままスクショし、写真フォルダに保存していくという私が現在使っている学習方法です。初めのころはこんな学習方法で大丈夫なのか、紙に英単語を書いて覚えた方が意味を覚えやすいのではないかと思っていましたが、それは杞憂でした。
イメージ記憶の目的
イメージ記憶の最大の目的は単語の意味を大まかに理解しつつ単語を素早く覚えることにあります。そのため、正確な意味が分からなくても大きな意味が分かれば、良いものとします。
イメージ記憶のメリットについて
GOOGLEで画像検索したものを写真フォルダに保存していくという至ってシンプルな学習方法(イメージ記憶)でしたが、その効果はとても幅広く、それまでの英語学習を一変させました。主なメリットは以下のようになります。
記憶スピード
イメージ記憶の最大のメリットは記憶のスピードです。基本的に単語と写真しか見ない学習方法ですが、記憶に残りやすく、1日に25単語覚えることも経験上難しくはありません。
長期記憶
画像で覚えた単語の記憶の寿命は紙に書いて覚えたものよりも長くなります。なぜなら、人間の脳は映像を覚えやすい性質を持っているからです。
思い出すスピード
イメージ記憶で覚えた単語はイメージで思い出されます。意味をイメージで理解しているので、言葉で思い出すよりも簡単に思い出すことができます。
単語の活用幅の増加
イメージ記憶では単語の意味は大まかに捉えます。例えば、Whistleこれは風が吹いてピューピューと音が鳴っているシチュエーションを思い浮かべて意味を覚えます。そうすることにより、本質が理解でき、文中にWhistleがでてきてその意味が口笛を吹く意味だろうが、渓谷でピューピューいっている意味だろうが推測することができるのです。一方日本語で英単語を覚える場合を考えると例えばAtmosphere=雰囲気と覚えてしまっていては大気という意味はイメージし辛いのではないでしょうか?
リスニング力の強化
イメージ記憶により、聞いた内容を瞬時に映像として理解していくことができるようになるため、頭の中でストーリーの組み立てがし易くなります。これにより、理解力が高まることからリスニングが向上します。
リーディング力の強化
単語の意味を様々な角度から見つめることができるようになるため、推測力が付きます。
デメリット
正確な意味を理解できない時がある
大まかな意味理解を目的とするイメージ記憶は記憶スピードにおいて大きな強みを持ちますが、正確な意味把握ができないという点でデメリットがあります。特に難しめの単語の場合、イメージだけでは中々覚えにくい場合があるため、そういった場合は日本語を使って覚えるほうが得策の場合もあります。
携帯電話の空き容量が少なくなる。
スクショ写真を継続的に携帯電話のフォルダに保存していくことにより、携帯電話の空き容量が少なくなる場合があります。そのため、対策としてインスタのサブアカウントを作成してインスタに写真を載せていく方法もいいかもしれませんね。
活用方法
最後に再度イメージ記憶の手法について振り返ります。
GOOGLEで英単語を検索する。
例えばGlasses
検索した単語と画像をスクリーンショットし、写真フォルダに保存する
保存した画像は定期的に見返す。
覚えた写真はデータを軽くするために消してもよし、
そこはおまかせします。
私はこの方法を継続してきたことにより、日本語で単語を思い出すように英単語を思い出すことができるようになりました。英語を話せるようになりたい人や文章をもっと早く読めるようになりたい人など全ての人に効果のある方法だと信じています。是非実践してみてください。