IELTS 8.0はTOEIC満点を超える到達点です。普通のやり方では中々達成できるようなものではありません。しかし私はこの到達点に立ちたいという思いから思い切って目指すことにしました。
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IELTS8.0取得への戦略と概要

- ゴール: IELTS 8.0
- 達成までの期間: 1年間
- 参考書費用: 1万円以内
- 1日の学習時間: 2時間
- 学習方法: 極限まで日常で英語を使う
IELTS8.0のレベル感
まずは敵をしることから始まります。なぜならIELTS8.0のレベルを知らなければ、現在の自分とのレベルの差を認識することや、必要な努力量を推定することができないからです。
IELTS公式ページによるとIELTS8.0のレベルは”VERY GOOD USER”とされ詳細は下のように示されてあります。
テスト受験者は言語を満足に操ることができ、複雑な討論にも対応できる
How IELTS is scored
また、文部科学省資料によるとIELTS8.0レベルは下のように示されてあります。
いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細な文章を作ることができる
各資格・検定試験とCEFRとの対照表 (mext.go.jp)
もう少しIELTS8.0のレベルの認識を正確なものとするために実際にIELTS8.0を取得した人を見ていきます。
IELTS8.0取得者はやはりスピーキングはかなりスムーズですね。つまりIELTS8.0は本当にレベルが高いということですね。
ネイティブがIELTSを受験した時のBand scoreは平均8.0以上と考えられるので、IELTS8.0のレベルはネイティブに近い英語力と言い換えることができますね。
IELTS8.0と6.0の現状を比較するためにIELTS公式ページを確認するとIELTS6.0は”COMPETENT USER”とされています。多少のミスはあるものの、大まかな理解はできるというレベルですね。
現状と目標を比較して分かること、それは現状ではまだまだ間違った理解や正確性に問題があるということですね。
IELTSの評価

IELTSは日本ではあまり馴染みの無いテストですが、海外では主流の英語テストとなります。海外の大学ではこのテストで受験者の英語力を評価しています。
参考までにカナダやイギリスの大学入学に求められる英語力についてまとめました。海外進学を検討している人は最低6.0以上のIELTSスコアが必要なようですね。
UBC English Requirementsは最低が6.5.
LANGARA COLLEGEは最低が6.5
CAPILANO UNIVERSITYは最低が6.5
SIMON FRASER UNIVERSITYは最低が6.5
UNIVERSITY OF WESTMINISTERは最低が6.0
UNIVERSITY OF GREENWICHは最低が6.0
ゴールとの差

IELTS8.0をザックリ“ネイティブの英語力”と考えると今の私に足りないのは下の5項目ですね。
- 英語の聞き取り精度
- 文章を読む速度
- 単語量
- 会話の流暢さ
- 文章の構成力
対策を行っていく上では上記5項目の能力を底上げする必要があります。
極限まで日常で英語を使う

IELTS8.0合格者のブログを見てみましたが、参考書ベースの勉強が多く、英語力の底上げを行うという意味ではあまり参考になりませんでした。
なので、参考書+αで日常の中で極限まで英語を使うことにより、英語力の底上げ→IELTS8.0を目指すという戦略をとることにしました。
リーディング対策 (1日30分)
- 公式問題集を何度も解く(とりあえず私は公式問題集14を購入しました)
- BBC NEWSを毎日3記事以上読む
- 英語の小説を毎日15分以上読む
- インターネットでの調べ物は英語で調べる
※多読を重ねればそれなりの単語に出会うので、単語帳を購入して勉強することは省くことにしました。
ライティング対策 (1日45分)
- 公式問題集を何度も解く
- 採点基準を意識する(task1)
- 採点基準を意識する(task2)
- ブログを英語で書く
- IELTS高得点者のライティングを参考にする
リスニング (1日30分)
- 公式問題集を何度も解く
- 毎日洋画を30分見て聞き取れないところはその都度発音を矯正するなどして聞き取れるようにする
スピーキング (1日15分)
- 公式問題集を何度も解く
- 採点基準を意識する
- 頭の中で毎日15分は英語を話すようにする
- 想定される質問に対する答えを事前に準備しておく
まとめ
IELTS band 8.0は難しいですが、自分の苦手ポイントを重点的に対策することによって合格するように頑張ります。