私はiphoneの言語設定を、かれこれ7年間英語にしています。
英語設定のままにしている理由は英語学習へのメリットが大きいと感じているからですが、反面デメリットもあるので、これから言語設定を英語に変えようと思っている人は良い面と悪い面を見てから判断すると良いですね。
Contents
英語設定にするメリット

英語設定にすることで得られる5つのメリットは下の通りです。
- 自然と英単語が覚えられる
- 英語の学習時間が増える
- 英語力維持に効果的
- Siriを使って発音練習ができる
- 英語への抵抗感が減る
それではそれぞれの詳細について見ていきましょう。
自然と英単語を覚えられる
言語設定を英語に変えると、自然と英単語が覚えられるようになります。
たとえば、下の写真のようにMonday, February, Touch, Enterのような単語が毎回スマホのロック画面にでてきたらどうですか?
初めは意味を知らなかったとしても、しばらく使っていると何となく推測ができるようになりますよね。

単語のつづりもまた然りです。毎回見ていたらゆっくりと、記憶に残っていくものです。
他にもアイコン下にある英語やメールボックス画面にある英語、通知画面にある英語など、初めは意味が分からないものでも、しばらくすると単語の意味やニュアンスが分かるようになったり、覚えていたりするものなのです。
実際私も英語設定にしてから様々な単語を覚えることができました。
特に印象深いのはPreviousという単語ですね。Previous page(前のページ)という表現を何度か見て覚えることができました。

英語の学習時間が増える

総務省のデータによると20代の1日のスマホ利用時間は約120分あるそうです。
なので、スマホ設定を英語にするだけでも、1日15分(ザックリ120分の10%)は英語を目にすることができますね。
仮に1日15分英語学習の時間が増えるものとして、1か月分の英語学習時間を算出すると
15×30=450(分)
450÷60=7.5(時間)
1か月に7.5時間分の勉強時間を増やすことができます。
※英語のスキルアップには途方もない時間を要するので少しでもこういった時間を活用したいところですね。
英語力維持に効果的
英語は毎日勉強しないと単語を忘れてしまったり、文章を読むスピードが落ちたりしますよね?
実はこれは脳の仕業なんです。脳は良くも悪くも効率を重視して動くので、脳が英語を使わないと判断した場合、英単語や文法の知識は無駄な知識としてドンドン記憶から消されていってしまうんですね。
なので、英語力を維持するためには日常的に英語を使って、脳に英語は重要ですよということを認識させてあげる必要があります。
言語設定を英語にするのはその手段の1つで、英単語や英文を目にする量を日常的に増やすことができます。
この方法は英語学習者の中でもTOEIC高得点者や留学生によって多く取り入れられている方法でもあるので、少しでも英語力を維持したいという人にはオススメです。
Siriを使って発音練習ができる

英語設定にするとSiriの音声認識も英語に変更されます。なので、キチンと英語を発音できなかった場合、Siriは「何ですか?」と聞き返してくるでしょう。
少し手厳しいかもしれませんが、Siriはあなたがキチンとした発音で話すまで知らんぷりを貫き通します。スパルタ教育だと思って、英語が通じるまで自分の発音を磨きなおしましょう。
発音が正しくなれば、間接的にリスニング力UPにも繋がってくるので、一石二鳥ですね。
英語への抵抗感が減る
英語を見る絶対量が増えると、英語を見た時に感じる精神的負荷が緩和されます。
多くの人は英語を勉強する時「さぁ勉強するぞ!」と思い腰を持ち上げて勉強をしていますが、普段から英語に触れていると、英語に対する気持ちが軽くなり、意外と勉強をフットワーク軽くできたりするんですね。
英語への抵抗感が減ることは無駄な心理的ストレスを取り除くこととも言い換えられるので、余計な思考を挟まずに読めるようになります。
つまりは速読力が上がることになります。
デメリット
上記でメリットについて触れてきましたが、デメリットも2点ほど存在します
- 慣れないうちは不便・へこむ
- とっさのエラー時の対応が難しい
それでは詳しく見ていきましょう。
慣れないうちは不便・へこむ
単純に英語に慣れていなければ、不便です。
意味が分からないということは精神的にストレスとなる可能性がありますし、自分に英語力が無いとへこんでしまう可能性だってあります。
慣れない内は日本語設定の時とは利便性は下がってしまうものと理解した上で英語設定にするか、英語力がある程度身についてから英語設定にするかをオススメします。
とっさのエラー通知に焦る
エラー通知が表示された場合、英語だと意味が取れないという状況が考えられます。
特にエラー画面の場合は、急ぎで対処しなければならない状況もあるかもしれないので、意味が分からなければもちろん焦りますよね。
とっさにスクショを取って英語が分かる人に聞くということもできますが、このような状況に陥りたくないという人は英語設定はやめておいたほうが良いかもしれませんね。
英語設定に変える手順
- ⚙(設定)マークをタッチ

- 設定の中の⚙(一般)をタッチ

- 言語と地域を選択

- iPhoneの使用言語をタッチ

- 日本語になっているので英語に変更

まとめ
言語設定変更にはメリットもデメリットもあるということが分かりましたね。
これを知ったうえでどう判断するかはあなた次第ですが、個人的にはメリットの方が大きいと思うので、英語設定にすることをオススメします。
英語設定にしても基本的に言語が変わっているだけなので、何か制限がかかるわけでは無いので、その辺りは安心して頂いて、ただ不便があるかもしれないという事は覚えておきましょう。