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英語のスニングの本質は子音を聞けるようになること

子音を聞き取れるようになれば、英語はビックリするほどクリアに聞こえるようになります!

こちらの記事では子音を聞き取れない原因について、それから具体的な聞き取り方法について説明していきます。

目次

原因その1 脳が子音をシャットアウトしている

私たちは普段日本語ばかり聞いているので脳内には日本語フィルターが存在しています。

この日本語フィルターは音を自動的に日本語の音に選り分けてくれる便利なものですが、一方で英語を聞くときには厄介な存在となってしまいます。

なぜなら日本語フィルターによって英語の音はシャットアウトされ、一番馴染み深い日本語の音に変換されてしまうからです。

原因その2 子音単体を聞き取ろうとしていない

先に述べた日本語フィルターの影響でほとんどの人は、英語の子音をシャットアウトしてしまっています。

そのため、聞き取れない音をどうにか聞き取ろうとして英語を大まかな音のまとまりとして聞き取っています。

たとえばvote(投票する)という単語なら日本語の「ボート」の発音で聞き取っている感じですね。

しかし、この試みでは問題が生じてしまいます。発音の似た単語が存在するときにその単語がどちらの意味なのかが分からなくなってしまうのです。voteの場合だとboatと迷ってしまう可能性があるのです。

まとめると、日本語フィルターで英語を聞き取れない→だから大まかに英語を聞き取ろうとする→しかし、子音1文字レベルの差で単語の違いが分からなくなるということが起こっているんです。

英語の子音を聞き取る3つの方法

英語の子音は3つ方法で聞き取れるようになります。

  • 苦手な音の把握・分析
  • 発音練習による対策
  • ディクテーションによる対策

それぞれの方法については下で詳しく説明していきます。

苦手な音の把握・分析

まず大切なのが、自分が「何の音が苦手なのか」、「どういうシチュエーションで聞き取れないのか」などの理由を把握することです。

なぜなら問題を正確に把握しないと効果的な対策が打てないからです。自分自身を振り返って問題点を洗い出す作業はリスニング以外の英語力向上にも必須なので絶対にしたほうが良いです。

現状把握ができたら、次に問題点を分析しましょう。「自分の学習方法に問題はなかったか」、「そもそも聞き取るための練習を行ってきていたのか」など自分自身に問いかけてみる作業です。

※この作業は過去の自分の勉強スタイルを否定する可能性があるので多くの人はやりたがりません。しかし重要なことはわかりますよね?

英語力を伸ばしてクリアな英語を聞くためには多少の辛さも必要なのです。

発音練習による対策

苦手な音が分かったらその音を自分で発声してみましょう。日本語のように自分で発声できる音であれば脳はしっかりと認識するようになります。

発音が正しいかどうかの判断についてはiphoneであればsiriに聴いてもらって判断するのも良いでしょう。キチンと発音ができていれば伝わるでしょうし、そうでなければ練習あるのみです。

ディクテーションによる対策

英語の書き取りによる対策はリスニング力向上に非常に役立ちます。英語を聞いた時にどんな風に聞こえたのかを書き記しておくことで、自分の苦手な音の把握をすることができますし、自分が思っている音と実際の音のズレにも気が付くようになります。

ディクテーションは短時間の映画予告や英語圏のYouTuberの聞き取りでも良いでしょう。

英語のスニングの本質 まとめ

子音を聞き取るためには①自分の苦手な音の把握・分析②発音練習③ディクテーションによる取り組みを行えば良いということが分かりましたね。

クリアな英語を聞き取って、洋画や英語でのコミュニケーションをより楽しめるようになりましょう!

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この記事を書いた人

人生で2回の留学経験をもつ大の海外大好き人間で。焙煎コーヒーとYouTubeが趣味。IELTS8.0を独学で目指しています。
■1993年生まれ(27歳)
■海外留学歴①(イギリス8か月)
■海外留学歴②(カナダ1年3か月)
■英語力(TOEIC 870点(2016年取得)、IELTS Overall 6.0)
■海外学歴(バンクーバー専門学校でビジネス・マネジメントコース)
■海外職歴(バンクーバー教育関連会社)

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