コロナで巣ごもり時間が増えたことから、楽しかった留学の日々を振り返ってみることにしました。留学で私が見てきたものをできるだけ細かくお伝えできればと思います。留学を検討されている方は私の体験ログを見て、自分が留学するイメージをより明確にしてもらえたら嬉しいです。
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2018年4月-現実と理想
大学生時代に英米文学を専攻+イギリス留学をしていたことから英語を使って仕事をしたいと思い、国際部署のある地元の企業に就職しましたが、現実問題中々英語を使える環境で働くことはできず、私の人生このままで良いのかと悩んでいた26歳の春。
もし英語を使って仕事をするならそれなりの経験が必要だし、なにより英語を使った実績が欲しいと考えていました。そんなこんなで私の頭の中では海外留学+就職について興味が湧いている頃でした。
しかし、私が就職していたのは地元の優良企業でした。退職をすれば後戻りすることはできません。そんな悩みが心の中でせめぎあっていました。
2018年7月-夢への道
悩むこと数か月、結局私は自分の夢を追いかけることにしました。もちろんリスクはありましたが、留学中に努力さえすれば、困難にも立ち向かえると思い、留学を決意すると同時に会社を辞めることを決めました。
社会人が留学に踏み切れない要因の一つに留学後の就職活動があると思いますが、本気で留学して結果を出すくらいに考えて行動ができるようなら帰国後の就職活動は問題ないかと思います。ただし、やはり帰国後の就活ではスキルを求められるので、それなりに自分のスキルを磨いておく必要があります。例えば、プログラミングのスキルであったり、ウェブ系のデザインの経験であったりです。参考までにですが、私は留学前に帰国後の就活のことまで考えて留学プランを組みました。なので、日本帰国時には海外で英語を使って働いた経験(教育関係オフィス事務)と英語力(TOEICは図っていないのでわかりませんが、2016年時点で870点)、専門学校のDiplomaをもって帰国することができ、結果的に帰国後の就職活動では誰もが知っているような大企業からの内定を勝ち取ることもできました。(最終的に人生観から大企業は選んでいません)
つまり、何の目的で留学し、留学で何を勝ち取るのかを明確にイメージできるなら、留学はあなたのキャリアアップに繋がるものと言いたいです。
2018年7月-留学エージェント選定
留学を決めたのは良いものの、あまりお金はかけたくなかったので、安い留学エージェントを探していました。ネットサーフィンを繰り返すこと1週間、留学手数料が無料というココア留学が良さそうだと思い、こちらを利用することに決めました。
最大の決め手は留学手数料がかからないということでしたが、他にも現地サポートサービスがあることや留学費用を安く抑えるためのコツをインターネット上で公開していたので、好印象だったことが理由となっています。ちなみに最近は留学手数料無料のエージェントは増えているようで、高額な留学手数料を取るエージェントは減ってきているようですよ!
留学手数料がかからない理由について
留学エージェントは語学学校や専門学校と契約があるので、学生を入学させる度に紹介手数料を受けることができます。そのため、留学エージェントは学生から留学手数料を徴収しないのです。逆に言うと、留学手数料が無料でない場合、余分なサービス料を支払っている可能性があります。
2018年7月-留学プラニング
留学プランについて私がまず考えたのは、現地就職をする一番の近道は何かという事でした。どこの学校に行って、何を学べば良いのかを優先して考えました。最終的にはVanwest Collegeという学校でBusiness Managementというコースを専攻することにしました。ビジネス系のコースを選んだのはこのコースが最も汎用性がありそうだという単純な理由からです。
留学先については大方決められたものの、次に必要なのが英語力でした。この時点でTOEICは870点ありましたが、留学先に提出する資格としてTOEICはスピーキングやライティングスキルの証明ができないので、受け入れられませんでした。そこで、新たにIELTSというテストを受けることになったのですが、このテストが意外と難しい(笑)
初めての受験というのもあったのかもしれませんが、私は結局Reading以外はBand 6という結果でした。結果的に語学力は十分と判断されたものの、9段階ある判定の中で6だったので、少し残念でした。
IELTSの資格勉強については公式問題集を何度も解くことで対策を行いました。“過去問に始まり過去問に終わる“をモットーに対策しました。
なにはともあれ、過去問のおかげで無事英語力は証明することができました。
2020年12月-出発直前準備
いろいろと留学の準備を進めていよいよ出発が近づいてきました。長期で日本を離れることになるのでおばあちゃんが泣いてしまって少し悪いことをしたな、という気持ちになりながらも留学の準備にはこんなものを用意しました。
・飛行機用枕(長期間フライトで居心地が良いもの)
・充電器(小旅行も念頭に入れて5回充電くらいできると良い)
・ノート
・ドライヤー
しかし実際に必要だったのは充電器とノートと飛行機枕ですね。ドライヤーは現地調達でも良い気がします。
あればよかったものは日本で買えるタイプのノートですね。(バンクーバーでも無印良品で購入できますが、日本で買うときの倍の値段はします。そのほかトイレットペーパーやキッチンペーパーもかなり高いイメージです。バンクーバーでにかけるノートのタイプは閉じる部分が金属の輪っかになっています。)
人によっては英単語長や文法書があれば良かったという人もいました。(基本的に現地では購入できません。バンクーバーには大きな図書館もありますが、日本語の単語帳や文法書は見かけませんでした。あったとしても数が少なすぎて借りられる可能性は低いです。)
2020年12月-出発日
フライトは12月24日クリスマスイブでした。
クリスマスイブの特別感が余計に自分の気持ちを高ぶらせました。気温は低く、空港で見送ってくれる家族との別れも少し寂しかった思い出があります。
下の写真が家族と一緒に食べた空港飯ですね。
私は唐揚げ定食にしました。お味噌汁とごはんとからあげとサラダというありきたりな定食ですが、空港で食べる特別感からなのでしょうか?とてもおいしく感じました。2枚目の写真にありますが、後でビールを頼みましたね(笑)フライト前のドキドキを少し和らげてくれました。


ご飯を食べて数時間後にはフライトでした。
ゲートが開いて入れるタイミングになったので、遅れないように早めに入っていきました。
ここで家族としばしのお別れでしたね。
そして搭乗です。今でも鮮明に覚えていますが、とても緊張していました。なにせ、私のフライトは少し特殊だったのです。実はフライトを安く済ませるために韓国と中国を経由してバンクーバーに行くフライトを取っていました。なので、韓国で1泊して、次に中国に行って、それからバンクーバーに到着するという道のりだったわけです。このフライトが後で珍事件を巻き起こすのですが、それは後述します。
そしてこちらが日本出発前の空港の様子ですね。夜だったのでコーヒーを飲みました。

この後無事フライトは韓国のインチョン空港につきました。この時少しお腹が減っていたので丼を食べました。ピリ辛でおいしかったです。サイドにはキムチと韓国のりが置かれ、韓国らしさを醸し出していますね(笑)

この日は特にホテルは取っていませんでした。なぜなら、インチョン空港には仮眠スペースもシャワールームもあるんです!NAP ZONEというのがそうですね。ゆったりくつろげるソファーが置いてありました。寝心地も比較的良かったですよ、一点ヨーロッパ系男女がイチャイチャしてたのを見る以外は(笑)


